» 2017

この度の台風5号、長寿台風と呼ばれノロノロと日本列島を縦断して行きました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

台風が過ぎ、山形にも暑さが戻って来ました。台風の山形への影響はさほどなく、心配されていた農作物への被害はほとんど報告されていないということです。

ちょうど稲の出穂時期となっていましたので、まずは一安心といったところです。

出穂から、その日1日ごとの最高気温の積算温度が1000℃に達した時が、収穫の目安とされています。早い品種では9月の半ば、全品種の新米が出揃うのは10月初旬になかと予想されています。

これからの天候や、田んぼの温度管理がカギとなる時期です。
お盆期間中は雨が多く例年と違い涼しいお盆となりました。
農作物に影響が出ているようで心配です。

関東以西は梅雨明けとなりましたが、東北地方は先週末から雨模様となっています。お隣の秋田県では豪雨に見舞われ、孤立している住民の方々もいるとか。被災された方々に心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧を願うばかりです。

連日猛暑の続く山形です。一方、九州地方では記録的な豪雨に見舞われ、その被害の報道を目にしています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

田んぼの稲は真夏の太陽を浴びスクスクと生長していますが、生産者の方々はこの猛暑で温度管理に気を配っているところです。

山からの雪解け水をジャンジャン田んぼに流し込み、稲の生長を促すと共に、田んぼそのものの温度を抑えることによって過度な生長を抑えることに心を砕いているとか。

暑さが続けば害虫の発生も多くなります。害虫が棲みつかないよう、こまめな畔の除草も欠かせません。

炎天下のもと、それらの作業が行われています。

一昨日、山形も梅雨入りが宣言されました。例年よりも遅い梅雨入りだそうです。
さくらんぼの収穫も最盛期を迎え、農家の方やさくらんぼの発送に携わっている方々は大忙しとか。今週末はさくらんぼ狩りのお客さんで果樹園も大賑わいかと思います(^^)
ヤマト運輸さんから伺った話ですが、昨年のさくらんぼシーズン、1日だけで山形県から20万箱のさくらんぼが全国へ向け発送されたそうです。これはヤマトさんだけの取扱数量ですから、他の運送業者さんの発送数も加えるとどのくらいの数になるのか想像できません(゜゜)

田んぼもだいぶ緑が濃くなってきました。梅雨の晴れ間の太陽を浴び、稲はすくすくと生長しています。

6月に入ってから、山形は涼しい日が続いていましたが、ようやく初夏の陽気が戻ってきました。
山形名物のさくらんぼも、ぼちぼち出回ってくる季節となりました。来週あたりにはさくらんぼ狩りも楽しめるかと思います。県内外のお客さんでさくらんぼ園は大賑わいになることでしょう。
田植えされた苗もスクスクと生長しています。先日までは水田の水面ばかりが目立っていましたが、緑の割合が多くなってきています。初夏の太陽をいっぱいに浴び、一面の緑の絨毯となる日ももうすぐです。