» つや姫.comの店長レポート

先月末に異例の早さで梅雨明け宣言が出されましたがここのところ雨続きの
天気で、梅雨明けモードとなっていたぶんこの天気を恨めしく思ってしまい
ます。
この雨で水害や土砂崩れなどが発生しているところもあり、生活にダメージ
がなければいいなと願うばかりです。
ギラギラしたお天道様が恋しく感じます。

暦の上では土用となり田んぼでは出穂前の中干し作業に移る時期ですが、
雨の影響でその作業も少し遅れているようです。
徐々に天気は回復してくるようなので、今後の順調な生育に期待したいと
ころです。

山形は6月29日に梅雨明けが発表され、梅雨入り宣言から僅か2週間での梅雨
明けとなりました。
6月中の梅雨明けは観測史上初めてのことだそうです。

猛暑や急な大雨がこれからしばらく続くと思われます。
近年、山形でも水害が多く発生するようになりました。天災が少ないと言わ
れていた山形ですが、そんな安全神話は過去のものとなりつつあるようです。

夏を迎えた田んぼでは、茎数を増やしていく『分けつ』の時期を迎えていま
す。

梅雨明けを迎えた頃に一旦田んぼの水を抜き一時的に稲を過酷な環境に置く、
中干し作業へと移っていきます。
ただ今年は梅雨明けが思いのほか早かったために、稲の生育を注視しつつ、
水の管理にも心を砕きながら中干しのタイミングを見計らっているそうです。

山形にもようやく春が訪れました。桜はまだ咲いていませんが、今週末には気温が20℃を超えるので開花に向けて蕾もぐんぐん膨らんでくると思います。今シーズンの冬は特に長かったので、いつもの年より春の喜びが大きいように感じています。

田んぼでは田植えに向けた作業が始まろうとしています。
雪が溶けた田んぼでは間もなく田起こしがそろそろ始まります。選別、消毒がされた種籾は育苗箱に植えられ、徹底した管理のもと田植えに向けてスクスクと生長しています。
鼻の奥をくすぐる久しぶりの土の匂いに心が躍る思いです(^-^)

ようやく春を迎えたた山形です。今年の冬はいつになく長く感じました。

田んぼの雪解けも進み、籾殻を燻して作った灰を田んぼに蒔くなどして融雪を促しています。蒔いた灰も良い土づくりに一役買うこととなります。
稲はお米を採るだけではなく、その昔、藁は縄や草鞋などに、籾殻は枕の中身や緩衝材に。
米ぬかは、ぬか床や油を搾るなどの食用だけではなく、ぬか袋にして床を磨いたり、また入浴の際にぬか袋で体を洗い、お肌のキメを整えていたとか。
お米の研ぎ汁は庭に撒いたりタケノコなどのアク抜きに使ったりと、まさに捨てるところがありません。
いま声高に叫ばれているSDGsを日本人は遠い昔から既に実践していたのですね(^-^)

田植えに向け、種籾の消毒作業が行われています。
60℃のお湯に10分ほど種籾を浸して行われ、消毒と同時に発芽を促す効果があります。

昨年末から続いていた記録的な降雪も終わりを迎え、ようやく春らしくなってきた山形です。
今週末は日中の最高気温が16℃の予報が出ています。しかし週末の最低気温は氷点下。放射冷却による1日で20℃近い気温差となり、こんな日もなかなか珍しいのではないかと思います。

田んぼの雪解けも進んでいるようですが今年は根雪がしぶとく、籾殻を燻して作った灰を田んぼに蒔くなどして融雪を促しています。蒔いた灰も良い土づくりに一役買うこととなります。
稲はお米を採るだけではなく、その昔、藁は縄や草鞋などに、籾殻は枕の中身や緩衝材に。
米ぬかは、ぬか床や油を搾るなどの食用だけではなく、ぬか袋にして床を磨いたり、また入浴の際にぬか袋で体を洗い、お肌のキメを整えていたとか。
お米の研ぎ汁は庭に撒いたりタケノコなどのアク抜きに使ったりと、まさに捨てるところがありません。
いま声高に叫ばれているSDGsを日本人は遠い昔から既に実践していたのですね(^-^)

明日は東日本大震災から11年。14時46分には黙祷を捧げたいと思います。